RAG導入を開発会社に相談する時は、「社内文書を検索できるAIを作りたい」だけでは不十分です。見積もりの比較ができず、後から追加費用が発生しやすくなります。

RFPに入れるべき項目

RAGのRFPには、次の項目を入れます。

  • 導入目的
  • 初期利用部署
  • 対象文書
  • 文書量と形式
  • 権限設計
  • 外部AI利用条件
  • 検索方式
  • 回答根拠表示
  • 精度評価方法
  • ログ設計
  • 既存システム連携
  • 運用改善体制
  • 保守範囲

これらがあると、開発会社ごとの提案範囲が比較しやすくなります。

開発会社に聞くべき質問

相談時には、次を確認してください。

  1. 文書棚卸しやデータ整備も対応範囲に含まれるか
  2. 権限設計と監査ログをどう実装するか
  3. 検索方式はベクトル検索だけか、ハイブリッド検索も可能か
  4. 精度評価用の質問セット作成を支援できるか
  5. 既存システムのAPI連携経験があるか
  6. 本番後の改善運用まで支援できるか
  7. 外部AIサービス利用時の契約・データ扱いを説明できるか

回答が曖昧な場合は、RAGの画面だけを作る提案になっている可能性があります。

見積比較の観点

RAGの見積もりは、初期構築費だけでなく、データ整備、評価、運用、保守、利用量課金まで見ます。

特に、対象文書が多い場合や業務システム連携がある場合は、単純なチャットボット開発より工数が増えます。安い見積もりは、データ整備や評価が含まれていない可能性があります。

発注前チェック

  1. RAGの目的と対象部署をRFPに書けるか
  2. 対象文書の量と形式を説明できるか
  3. 権限・ログ・評価を見積範囲に入れているか
  4. 運用改善まで相談するか決めているか
  5. 複数社の見積範囲を比較できるか

RAG開発は、AI開発、社内検索、セキュリティ、業務システム連携が重なる領域です。発注前に論点を整理するほど、商談と見積もりの質が上がります。

RAG開発のRFP・見積比較を支援します

発注前の要件整理、RFP作成、見積比較、開発会社への質問設計まで相談できます。

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