第1回
PoC止まり
- 起きやすい状態
- PoCでは良く見えても本番化の判断が下りず立ち消えになる
- 発注前チェック
- PoC開始前に本番移行の判断基準と決裁者を合意する
SERIES
AI開発を外部発注する際に起きやすい要件、データ、契約、運用のリスクパターンを整理します。
AI開発の発注前に、RFP、PoC、精度評価、運用保守の前提を揃え、手戻りを減らします。
自社に当てはまる状態から逆引きします。各行の詳細回で原因と発注前チェックを解説しています。
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
| リスク類型 | 起きやすい状態 | 発注前チェック | 詳細 |
|---|---|---|---|
| PoC止まり | PoCでは良く見えても本番化の判断が下りず立ち消えになる | PoC開始前に本番移行の判断基準と決裁者を合意する | 第1回 |
| RAGの精度不足 | 社内文書を入れたのに的外れな回答ばかり返ってくる | 対象文書の整備状況と精度の評価方法を発注前に決める | 第2回 |
| データ品質の放置 | 開発開始後に表記ゆれ・欠損の整備で手戻りと追加費用が出る | 学習・参照させるデータの所在・量・品質を発注前に確認する | 第3回 |
| 「AI一式」見積 | 何が含まれるか曖昧なまま契約し後から追加費用が膨らむ | 見積を対象業務・機能・データ範囲・成果物まで分解させる | 第4回 |
| チャットボット不使用 | 導入したのに現場が使わず問い合わせも減らない | 利用する業務フローと導線を導入前に設計する | 第5回 |
| エージェント権限リスク | AIエージェントが想定外の操作をして業務データに影響する | 渡す権限の範囲と停止条件を発注要件に明記する | 第6回 |
| プロンプト依存 | プロンプトの工夫だけで改善しようとして属人化し頓挫する | 仕組み化すべき業務とプロンプトで足りる業務を切り分ける | 第7回 |
| ヒアリング不足 | 出来上がったものが現場の実際の業務と合っていない | 要件定義に現場担当者を入れる体制を発注前に確認する | 第8回 |
| 運用者不在 | 公開後に精度が落ちても誰も気づかず放置される | 精度監視と再学習の担当者・体制を発注前に決める | 第9回 |
| セキュリティ後回し | 個人情報の扱いが曖昧なまま開発が進み公開直前に揉める | データの保存先・学習利用の有無を要件定義に含める | 第10回 |
| 補助金ありき | 補助金がもらえるからと始めて目的が曖昧なまま終わる | 補助金なしでも投資判断が成り立つか費用対効果を先に確認する | 第11回 |
| 開発会社選びのミスマッチ | 実績や価格だけで選び要件定義力の不足に後から気づく | 実績・要件定義力・運用体制・見積内訳の4点で比較する | 第12回 |
| 契約類型の不一致 | AIの精度を請負で「完成」と縛り双方が疲弊する | 請負と準委任の使い分けと検収基準を契約前に確認する | 第13回 |
| 権利の未整理 | 学習データ・生成物の権利帰属で納品後に揉める | 知的財産・著作権の帰属と利用範囲を契約に明記する | 第14回 |
| 規制確認の不足 | ガイドラインや個人情報保護の確認が後回しになり、公開前後で説明対応が必要になる | AI事業者ガイドライン等の確認観点を発注前に点検する | 第15回 |
| ランニングコストの見落とし | 初期費だけ見て契約し本番の従量課金で月額が膨らむ | トークン量の試算根拠と上限設計を見積で確認する | 第16回 |
| アノテーション漏れ | 教師データ作成・前処理の工数が見積から漏れ予算超過する | データ整備の工数が見積に含まれるか確認する | 第17回 |
| モデル陳腐化 | 作って終わりで精度が劣化し再学習の予算もない | モデル更新・再学習の計画と費用を発注時に確認する | 第18回 |
| HITL不在 | ハルシネーションを人が確認する設計がなく誤回答に気づきにくい | 人間の確認ポイントと責任分界を業務フローに組み込む | 第19回 |
| ロックイン | 特定ベンダー・モデルから移行できず値上げを飲まされる | データとプロンプトの可搬性・出口戦略を確認する | 第20回 |
| 検収基準の不在 | 「完成」の定義がなく検収をめぐって紛争になる | 精度の合格ラインと測定方法を発注前に合意する | 第21回 |
| 一斉展開の不定着 | スモールスタートせず全社展開して定着しない | 段階的ロールアウトと各段階の判断基準を設計する | 第22回 |
| オーナー不在 | 発注側に推進責任者がおらず開発会社に丸投げになる | 社内のオーナーと意思決定経路を発注前に決める | 第23回 |
| スコープクリープ | 追加要望が無管理に膨らみ予算と納期の見通しが崩れる | 変更要求から承認までの変更管理手順を契約で決める | 第24回 |
| 業務再設計の不在 | 既存業務にAIを乗せるだけで効果が出ない | 前後工程・承認・例外処理まで含めて業務を再設計する | 第25回 |
| 説明可能性の欠如 | 判断根拠を後から説明できず監査・苦情対応で詰まる | 記録すべきログと説明手順を発注要件に含める | 第26回 |
| 利用者教育の不在 | 導入したのに一部の社員しか使わず投資が回収できない | 教育・利用ルール・定着支援を導入計画に含める | 第27回 |
| 生成AI固有攻撃の無防備 | プロンプトインジェクション等で誤動作・情報漏えいが起きる | 生成AI固有の攻撃への対策を発注要件に明記する | 第28回 |
| 効果測定の不在 | 役員に効果を説明できず2年目の予算判断が難しくなる | 事業KPIと測定方法を導入前に設計する | 第29回 |
| シャドーAIの乱立 | 部門ごとに無許可のAI利用が広がり統制しにくくなる | 全社のAI利用ルールと許可プロセスを整備する | 第30回 |
AI開発
AI開発のPoCが本番化せずに終わる原因を発注者の視点で整理。検証目的の置き方、本番化の判断基準、業務データ、運用費、権限の確認不足を、発注前のチェック項目として解説する。
AI開発
RAG(社内文書を参照するAI)の回答精度が出ない原因を発注者の視点で整理。検索対象、文書の分割、メタデータ、権限、回答根拠、評価データの不足を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
社内データが整理されないままAI開発を発注すると何が起きるかを整理。PDF・Excel・共有フォルダの散在、版管理、マスタの不統一、更新責任の不在を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AI開発の見積書で「AI開発一式」とまとめられると何が起きるかを整理。要件定義、データ整備、モデル/API費、評価、運用、保守、改善費の内訳を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AIチャットボットを導入したのに使われない原因を発注者の視点で整理。FAQの不足、導線、現場運用、回答更新、有人対応への引き継ぎ、KPIの不在を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AIエージェントに業務操作の権限を渡す前に確認すべき点を整理。権限範囲、操作ログ、承認、停止条件、外部API連携、誤更新時の責任分界を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
プロンプトの工夫だけで業務改善しようとして行き詰まる原因を整理。業務設計、データ連携、ワークフロー、権限、例外処理が伴わないと定着しない理由を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AI開発の要件が現場とずれる原因を整理。現場業務、例外処理、承認フロー、既存システム、業務KPIのヒアリング不足が手戻りを生む理由を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AI導入後に運用者がいないと精度が劣化する理由を整理。回答評価、ナレッジ更新、問い合わせログの活用、改善の場、責任者の不在を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AI開発でセキュリティや個人情報の扱いを後回しにするリスクを整理。機密情報、ログ、権限、データ保存先、監査可能性、契約条項を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
補助金の採択を目的にAI開発を進めると何が起きるかを整理。採択目的と業務目的のずれ、期限、見積、成果物、実績報告、運用費の扱いを発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AI開発会社を選ぶときに見るべき7項目を整理。業務理解、データ設計、セキュリティ、運用、見積の透明性、PoC後の改善、本番支援を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
生成AIの著作権と商用利用でもめる発注の原因を整理。学習データ、生成物の権利、商用ライセンス、第三者の権利侵害の確認不足が後のトラブルを生む理由を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AI開発の契約・知財の取り決め不足でもめる原因を整理。成果物の権利帰属、再利用、検収基準、責任分担、データの扱いの取り決め漏れが後のトラブルを生む理由を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
海外ベンダー・オフショアへのAI開発発注でつまずく原因を整理。要件の伝達、コミュニケーション、品質、データの越境、契約・準拠法の確認不足が失敗を生む理由を発注前の確認項目として解説する。
AI開発
AI開発の内製が回らなくなる原因を整理。人材・時間の不足、属人化、運用の引き継ぎ漏れ、本業との両立難が内製の停滞を生む理由を、内製と外注の切り分けの観点とあわせて解説する。
貴社の事業ステージ・業務課題を伺い、最初に確認すべき着手範囲と投資額の前提を整理します。
※ オンライン対応・NDA締結は必要に応じて確認します