補助金採択顧問先は投資実行期=管理会計ニーズの急拡大期。このタイミングで管理会計を提案できれば、月 5〜15 万円の追加顧問料を自然に正当化できる。

本記事では、提案トーク・料金設計・成約のコツを鉄板シナリオとして整理する。


なぜ採択顧問先に管理会計が刺さるか

1. 投資効果を測りたい

  • 補助金で投資したシステムが効果を出しているか知りたい
  • 経営者は常に気にしている

2. 効果報告(補助金)で必要

  • 付加価値額・売上等の数値報告
  • 管理会計がないと正確な報告困難

3. 次の投資判断のため

  • 採択後 2〜3 年で次の補助金・追加投資を検討
  • 根拠データが必要

鉄板提案シナリオ

シーン1:採択直後の月次面談

「先生、補助金採択おめでとうございます

1 つ提案があります。 投資効果を確実に測定するため、管理会計を整備しませんか? 部門別損益・KPI ダッシュボードで、投資が本当に効いているか毎月見える化できます。 効果報告書の数値も自動生成されるので、報告書作成の手間もなくなります。

月額 8 万円の追加顧問で、貴社の経営判断を支えます。いかがでしょう?」

シーン2:システム刷新時

「新しいシステム、データが取れるようになりましたね

このデータを経営指標として月次で追いませんか? IT ベンダーと連携してBI ダッシュボードを構築、 数値の会計整合性は当事務所が監修します。 月 4 万円の BI 監修 + 5 万円の管理会計コンサル

合わせて 9 万円でいかがでしょう?」

シーン3:次の補助金検討時

「次の補助金、ものづくり補助金が狙い目です。

でも事業計画書の付加価値額や売上予測の根拠、今の会計データだけでは薄いです。 管理会計で積み上げたデータがあると採択率が上がります。

今から半年、管理会計を始めませんか?」


料金設計の目安

サービス月額
基本管理会計(部門別損益)5 万円
KPI ダッシュボード設計・運用3 万円
月次経営会議参加5 万円
BI 監修(IT ベンダー連動)3 万円
資金繰り予測3 万円
フルパッケージ15 万円/月

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共同サービスで税理士法人の管理会計コンサルをパッケージ化。IT ベンダーと連動した BI 監修、資金繰り支援まで体系化し、税理士法人の客単価向上を実現。

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成約率を上げる5つのコツ

1. 投資効果測定という経営課題で語る

→ 「管理会計」という抽象語より具体的に

2. 補助金効果報告との連動を説明

義務対応として位置付ける

3. 次の投資判断の根拠データとして提示

→ 将来の受注機会を示す

4. 料金を段階的に提示

→ 基本 5 万円 → フル 15 万円の選択肢を与える

5. IT ベンダーと共同提案

→ BI ダッシュボードのデモで視覚的訴求


まとめ

  • 採択顧問先に管理会計は刺さる
  • 3つの提案シーン(採択直後/刷新時/次回補助金)
  • 月 5〜15 万円の追加顧問料を自然に正当化
  • IT ベンダー連動で説得力アップ

FAQ

Q1. 管理会計の知識がない社員税理士は?

外部研修 + パイロット案件で 3〜6 ヶ月で基本スキル習得可能。

Q2. 顧問先が「高い」と言う場合は?

投資効果が 1 ヶ月の顧問料を上回ることを数字で提示。

参考情報

  • 日本税理士会連合会「税理士業務の多角化」

GXO実務追記: 補助金・PMOで発注前に確認すべきこと

この記事のテーマは、単なるトレンド紹介ではなく、補助対象、申請準備、見積、採択後の実行体制を決めるための検討材料です。検索で情報収集している段階でも、発注前に次の観点を整理しておくと、見積もりのブレ、手戻り、ベンダー依存を減らせます。

まず決めるべき3つの論点

論点確認する内容未整理のまま進めた場合のリスク
目的売上拡大、工数削減、リスク低減、顧客体験改善のどれを優先するか成果指標が曖昧になり、PoCや開発が終わっても投資判断できない
範囲対象部署、対象業務、対象データ、対象システムをどこまで含めるか見積もりが膨らむ、または重要な連携が後から漏れる
体制自社責任者、現場担当、ベンダー、保守運用者をどう置くか要件確認が遅れ、納期遅延や品質低下につながる

費用・期間・体制の目安

フェーズ期間目安主な成果物GXOが見るポイント
事前診断1〜2週間課題整理、現行確認、投資判断メモ目的と範囲が商談前に整理されているか
要件定義 / 設計3〜6週間要件一覧、RFP、概算見積、ロードマップ見積比較できる粒度になっているか
PoC / MVP1〜3ヶ月検証環境、効果測定、リスク評価本番化判断に必要な数値が取れるか
本番導入3〜6ヶ月本番環境、運用設計、教育、改善計画導入後の運用責任と改善サイクルがあるか

発注前チェックリスト

  • [ ] 補助対象経費と対象外経費を事前に切り分けたか
  • [ ] 採択前にRFP、見積、業務要件、投資目的を揃えたか
  • [ ] 採択後90日で発注、要件定義、開発、検収を進める体制があるか
  • [ ] 補助金ありきではなく、補助金がなくても投資すべき理由を整理したか
  • [ ] 申請書の効果指標を、売上、工数削減、品質、セキュリティで説明できるか
  • [ ] ベンダーと申請支援者の役割分担を明確にしたか

参考にすべき一次情報・公的情報

上記の一次情報は、社内稟議やベンダー比較の根拠として使えます。一方で、公開情報だけでは自社の現行システム、業務フロー、データ状態、予算制約までは判断できません。記事で一般論を把握した後は、自社条件に落とした診断が必要です。

GXOに相談するタイミング

次のいずれかに当てはまる場合は、記事を読み進めるだけでなく、早めに相談した方が安全です。

  • 見積もり依頼前に、要件やRFPの粒度を整えたい
  • 既存ベンダーの提案が妥当か第三者視点で確認したい
  • 補助金、AI、セキュリティ、レガシー刷新が絡み、判断軸が複雑になっている
  • 社内稟議で費用対効果、リスク、ロードマップを説明する必要がある
  • PoCや診断で終わらせず、本番導入と運用改善まで進めたい

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