Webリニューアルで問い合わせを2倍にする5つの改善施策
Webサイトのリニューアルで問い合わせ数を増やすために最も効果が大きい施策は、CTA(問い合わせボタン)の最適化、問い合わせフォームの簡素化、サイト内導線の再設計、コンテンツの信頼性強化、スマートフォン対応の徹底の5つです。本記事のポイントは次の3つです。
Webサイトのリニューアルは成功より失敗の確率が高く、デザインの刷新だけではCVR(問い合わせ率)は改善しない
CVRを上げるにはデザインよりも「問い合わせへの導線設計」と「フォームの入力負荷」の改善が先決
リニューアル後の継続的な改善(PDCA)を前提とした運用体制の構築が成果を持続させるカギとなる
WACULの調査によると、Webサイトのリニューアルによってコンバージョン率が改善したサイトは調査対象20件中わずか3件にとどまり、逆に悪化したサイトは13件に上りました。つまり、リニューアルは「やれば良くなる」施策ではありません。デザインを一新しただけで満足し、問い合わせへの導線やフォームの使い勝手が改善されていなければ、むしろ成果が下がるリスクすらあります。
本記事では、中小企業がWebサイトリニューアルで問い合わせ数を確実に増やすための5つの改善施策を、効果の大きい順に解説します。
施策1:CTAの最適化——問い合わせボタンの「場所」と「文言」を見直す

問い合わせ数を増やすうえで、最も即効性が高いのがCTA(Call To Action=行動喚起ボタン)の最適化です。BtoBマーケティング調査2025によると、CVR改善のために実施している施策として「導線設計やナビゲーションの見直し」が53.3%と最多で、「CTAの最適化」も36.4%の企業が取り組んでいます。
CTAの改善で意識すべきポイントは3つあります。まず、問い合わせボタンの設置場所です。トップページのファーストビュー(スクロールせずに見える範囲)と、各サービスページの末尾には必ず設置してください。ユーザーが「問い合わせたい」と思った瞬間にボタンが視界に入る配置が理想です。
次に、ボタンの文言です。「お問い合わせ」だけではアクションのハードルが高く感じられます。「無料で相談する」「まずは話を聞いてみる」など、問い合わせ後に何が起こるかを具体的に示す文言に変えるだけで、クリック率は大きく変わります。BtoBサイトでは、問い合わせのほかに「資料をダウンロードする」「事例集を見る」といった検討度の低いユーザー向けのCTAも併設することで、幅広い層からのリード獲得が可能になります。
さらに、CTAのデザインも重要です。背景色と明確にコントラストがつくボタンカラーを選び、テキストリンクではなくボタン形式で表示しましょう。スマートフォンでは親指でタップしやすいサイズ(縦44px以上が目安)を確保してください。
施策2:問い合わせフォームの簡素化——入力項目を減らして離脱を防ぐ
CTAをクリックした後、フォームの入力途中で離脱するユーザーは非常に多いのが現実です。フォームの入力項目が多すぎる、入力エラーの表示がわかりにくい、スマートフォンで操作しづらいといった問題は、問い合わせ数を大きく損なう原因になります。
フォーム改善の基本原則は「入力項目を必要最低限に絞ること」です。BtoBの問い合わせフォームであれば、会社名、氏名、メールアドレス、電話番号、相談内容の5項目程度で十分です。部署名や役職、住所などの情報は、問い合わせ後の営業対応で確認すれば済みます。入力項目を1つ減らすごとにフォーム完了率が上がるという報告は多く、「本当にこの項目は必要か」を1つずつ精査してください。
あわせて、入力補助の仕組みも導入しましょう。郵便番号から住所を自動入力する機能、入力エラーをリアルタイムで表示する機能、スマートフォンで数字入力時にテンキーを自動表示する設定などは、ユーザーのストレスを大幅に軽減します。
施策3:サイト内導線の再設計——「迷わない」構造を作る
ユーザーがサイトに訪問してから問い合わせに至るまでの動線を整理し、最短ルートで目的のページにたどり着ける構造を設計することが、CVR改善の土台となります。
BtoBサイトの訪問者は、一般的に「トップページ→サービス紹介ページ→実績・事例ページ→問い合わせフォーム」という順序で閲覧します。この流れに沿ってナビゲーションメニューを設計し、各ページから次のステップへの導線を明確にしてください。サービス紹介ページから実績ページへのリンク、実績ページから問い合わせフォームへのCTAが途切れていると、ユーザーは離脱します。
アクセス解析ツール(Google Analyticsなど)を使って、直帰率の高いページや離脱率の高いページを特定し、そのページの導線を優先的に改善するのが効率的なアプローチです。ヒートマップツールを併用すれば、ユーザーがページのどこまでスクロールしているか、どのリンクをクリックしているかを視覚的に把握でき、改善の精度が高まります。
Webサイトの導線設計やCVR改善でお悩みなら、GXOにご相談ください。中小企業のWebサイト診断から改善提案、リニューアルの設計・制作まで、成果にこだわったWeb制作を提供しています。
施策4:コンテンツの信頼性強化——事例・実績・第三者評価を充実させる
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BtoBサイトの訪問者は、問い合わせの前に「この会社は信頼できるか」を無意識に評価しています。信頼性を高めるコンテンツが不足していると、サービス内容に興味を持ってもらえてもコンバージョンにはつながりません。
信頼性を高める最も効果的なコンテンツは、導入事例(ケーススタディ)です。「どんな課題を抱えた企業が、どのような経緯で自社のサービスを選び、どんな成果を得たか」をストーリー形式で掲載することで、訪問者は自社の状況と重ね合わせて検討を進められます。事例ページは数よりも質が重要で、ターゲットに近い業種・規模の企業の事例を3〜5件掲載するだけでも大きな効果があります。
取引実績のある企業のロゴ一覧、代表者や担当者の顔写真付きプロフィール、業界での受賞歴や資格情報なども、信頼性の向上に寄与します。これらの情報をサービスページやトップページに配置することで、訪問者の安心感を高め、問い合わせへの心理的ハードルを下げられます。
施策5:スマートフォン対応の徹底——モバイルファーストで設計する
BtoBサイトであっても、スマートフォンからのアクセスは増加傾向にあります。移動中や外出先で情報収集を行う経営者やIT担当者は多く、スマートフォンでの閲覧体験が悪いサイトは、それだけで離脱の原因になります。
スマートフォン対応で最低限確認すべきは、テキストが拡大しなくても読めるフォントサイズであること、画像やボタンがはみ出さずに画面内に収まっていること、ナビゲーションメニューがハンバーガーメニューなどで適切に格納されていること、そして問い合わせフォームがスマートフォンで操作しやすいことの4点です。Googleのモバイルフレンドリーテストを使えば、自社サイトのモバイル対応状況を簡単に確認できます。
リニューアル時には「モバイルファースト」の設計思想を採用し、まずスマートフォン画面で最適なレイアウトを設計してからPC画面に展開する進め方が推奨されます。
まとめ

Webサイトのリニューアルで問い合わせ数を2倍にするには、デザインの美しさよりも「問い合わせへの導線設計」に投資することが重要です。CTAの最適化、フォームの簡素化、導線の再設計、信頼性コンテンツの強化、スマートフォン対応の徹底——この5つの施策を優先度の高い順に実行し、リニューアル後もアクセス解析に基づいたPDCAを継続してください。
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よくある質問(FAQ)
Q. Webリニューアルの費用相場はどのくらいですか?
中小企業のコーポレートサイトリニューアルであれば、100万〜500万円程度が一般的な相場です。ページ数、機能要件、コンテンツ制作の範囲によって大きく変動します。費用を抑えたい場合は、全面リニューアルではなく、CVRに直結するページ(トップ・サービス・問い合わせフォーム)の部分改修から着手する方法もあります。
Q. リニューアル後、効果が出るまでどのくらいかかりますか?
CTAやフォームの改善は公開直後から効果が現れるケースが多いですが、SEOによる流入増加は3〜6か月程度を見込む必要があります。リニューアル直後に大きな成果が出なくても、アクセス解析で課題を特定し、月1〜2回のペースで改善を繰り返すことで、半年後には明確な変化が見えてきます。
Q. リニューアルと部分改修、どちらを選ぶべきですか?
サイトの公開から5年以上が経過している場合や、スマートフォン対応ができていない場合は全面リニューアルを検討してください。それ以外の場合は、まず問い合わせフォームとCTAの部分改修から着手し、効果を検証してからリニューアルの判断をするのが合理的です。
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