シンガポールPDPC罰金事例に学ぶ|2026年型セキュリティ失敗の本質と脆弱性基点のシステム開発戦略
2026年1月、シンガポールPDPCがHR SaaS企業People Central社に罰金S$17,500と90日以内の是正命令を下した。約12万人分の個人データ漏洩の原因は、高度な攻撃ではなく「基本対策の欠如」──SQLi脆弱性の放置、RDPのインターネット公開、WAF未導入、暗号化不足、脆弱性診断が2年に1回のみという5つの欠陥だった。日本でも情報漏洩事故は4年連続で過去最多を更新(2024年:189件/1,586万人)。PDPCが命じた是正項目はOWASP・CIS準拠であり、日本企業にもそのまま適用できる。セキュリティは「後付け」ではなく「設計段階から組み込む」発想が重要だ。









