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中堅企業 1 人情シスのための AI エージェント RFP テンプレート 2026|評価軸 12 / 質問項目 48 / 比較スコアシート

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中堅企業 1 人情シスのための AI エージェント RFP テンプレート 2026|評価軸 12 / 質問項目 48 / 比較スコアシート

従業員 100-300 名規模で情シス 1 人という体制は、中堅企業の標準形だ。 AI エージェント導入のような新規領域で、1 人がベンダ選定、要件定義、社内合意形成、契約交渉までを担うとリソース破綻が起こりやすい。本記事は「1 人情シス」が実務で使える RFP テンプレート、評価軸 12 項目、質問 48 個、スコアシートを提示する。


目次

  1. 1 人情シス体制の RFP 設計の前提
  2. 評価軸 12 項目とウェイト設計
  3. 質問項目 48(テンプレート全文)
  4. 比較スコアシート(5 段階評価)
  5. 要件定義の優先順位付けフロー
  6. 失敗回避のチェックリスト 8
  7. 中堅企業 200 名規模の運用例
  8. よくある質問(FAQ)

1 人情シス体制の RFP 設計の前提

制約設計方針
工数限界(週 8h 程度)テンプレ最大化、ベンダ作業分担
知識領域広範評価軸を「最重要 5」に絞り込み
社内合意の独力対応スコアシートで定量化+経営層提示用 1 枚
失敗が許されない失敗回避チェックリストの組込

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評価軸 12 項目とウェイト設計

#評価軸ウェイト重要度
1機能カバレッジ15%A
2自社業務への適合度15%A
3セキュリティ12%A
4運用負荷(情シス 1 人で可)12%A
5総 TCO(3 年)10%A
6拡張性8%B
7サポート品質8%B
8既存システム連携6%B
9教育・オンボーディング4%C
10契約条件(解約・SLA)4%C
11ベンダ財務健全性3%C
12過去類似事例3%C

A 群(5 軸 × 64%)が決定打。B/C は同点時の差別化用。


質問項目 48(テンプレート全文)

A. 機能カバレッジ(4 問)

A1. 自社の主要 5 ユースケースに対する標準対応の有無
A2. 業界固有要件(例: 業界用語/法規対応)の標準対応
A3. 多言語対応(日本語以外の必要性がある場合)
A4. オンプレミス/プライベートクラウド対応の可否

B. 自社業務適合(4 問)

B1. 既存業務フローを書換える必要性の度合い
B2. 過渡期の人手 fallback 設計の実装パターン
B3. 既存帳票/フォームとの共存可否
B4. 部門別運用の柔軟性

C. セキュリティ(5 問)

C1. データ保管リージョン(国内必須か)
C2. 暗号化(保管時/通信時/処理中)
C3. 学習利用の可否とオプトアウト方法
C4. ISO 27001/SOC 2 等の認証
C5. インシデント対応 SLA/プロセス

D. 運用負荷(4 問)

D1. 通常運用の月次工数(情シス想定)
D2. 障害切分けの一次対応範囲
D3. アップデート/バージョン管理の運用
D4. 監視ダッシュボードの提供有無

E. TCO(4 問)

E1. 初期費用(ライセンス/実装/教育)
E2. 月額運用費(最小/標準/フル)
E3. 3 年総額試算
E4. 隠れコスト(API 利用料/オーバーリミット課金等)

F-L. 残りカテゴリ(27 問)

セキュリティ、機能カバレッジ、サポート、契約条件、参照事例、財務、拡張、教育、連携、移行、退出戦略の各カテゴリで 27 問を配置(実テンプレ参照)。


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比較スコアシート(5 段階評価)

評価軸ウェイトベンダ Aベンダ Bベンダ C
機能カバレッジ155×15=754×15=604×15=60
自社業務適合154×15=605×15=753×15=45
セキュリティ125×12=604×12=485×12=60
運用負荷124×12=483×12=365×12=60
TCO103×10=304×10=405×10=50
拡張性84×8=325×8=403×8=24
サポート84×8=324×8=324×8=32
連携64×6=245×6=303×6=18
教育44×4=164×4=164×4=16
契約条件45×4=204×4=164×4=16
財務健全性35×3=154×3=125×3=15
類似事例34×3=125×3=153×3=9
合計100424420405

要件定義の優先順位付けフロー

Step 1: 業務 5-7 ユースケースを書き出す
Step 2: 各ユースケースに「重要度(A/B/C)」「頻度」「自動化容易性」をつける
Step 3: 重要度 A × 頻度高 × 自動化容易 を最優先 2-3 つに絞る
Step 4: 残りを「Phase 2 候補」として温存
Step 5: 最優先 2-3 つで RFP を組む
Step 6: ベンダ提案後、Phase 2 候補で延長計画を協議

失敗回避のチェックリスト 8

□ 1. 既存業務 5 ケースをカバーできるか実機デモで確認
□ 2. データ漏洩時のベンダ責任範囲を契約書に明記
□ 3. 退出戦略(データ移行・契約解除)の合意
□ 4. 月次工数想定を契約書に試算明記
□ 5. SLA に「障害一次対応 SLA」を含む
□ 6. オーバーリミット課金の上限設定
□ 7. ロックインを起こす独自データフォーマット採用回避
□ 8. ベンダ買収/撤退時の継続提供条件を確認

中堅企業 200 名規模の運用例

前提: 製造業中堅、従業員 200 名、情シス 1 名、AI エージェント 3 系統導入

工程期間情シス工数
要件定義2 週間16h
RFP 作成1 週間8h
ベンダ選定4 週間30h
契約2 週間8h
実装支援8 週間24h
教育・展開4 週間16h
合計約 5 ヶ月102h

外部支援を入れる場合は要件定義/RFP 作成/ベンダ選定で約 50% 工数削減可能。


よくある質問(FAQ)

Q. 1 人情シスで 102h は現実的? A. 5 ヶ月で平均 5h/週 程度。日常業務に上乗せ可能な範囲。集中期(要件定義/選定)はそれ以上必要。

Q. RFP に値段を書かせると相見積りで安くなる? A. 相場相手では効果あり。AI エージェントは個別性が強く、機能 → 適合 → コストの順で評価する方が後悔が少ない。

Q. ベンダ A/B/C 採点の差が小さい場合は? A. 5pt 以内の差は実質同点。決め手は「実機デモ」「サポート対応の体感」「現場の好み」。


参考資料

  • IPA「IT 投資の最適化に関するガイドブック」
  • 経済産業省「DX レポート 2.2」
  • 各 AI エージェントベンダ公式ドキュメント

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