「勤怠管理システムがあれば、現場管理もできるんじゃないの?」
確かに、どちらも「誰がいつ働いたか」を記録するもの。
でも、実は目的が違います。
両者の違いを解説します。
勤怠管理システムとは
勤怠管理システムは、給与計算のための労働時間記録が主目的です。
主な機能
出勤・退勤の打刻
労働時間の集計
残業時間の計算
有給休暇の管理
給与システムとの連携
利用者
人事・総務部門
経理部門
現場管理システムとは
現場管理システムは、現場の運営・改善のための情報管理が主目的です。
主な機能
入退場のリアルタイム把握
今、誰が現場にいるかの可視化
シフトと実績の比較
作業実績の記録
スキル・資格管理
多拠点の一元管理
利用者
現場管理者
拠点責任者
本部管理者
両者の違い
項目 | 勤怠管理システム | 現場管理システム |
|---|---|---|
主目的 | 給与計算 | 現場運営・改善 |
対象 | 自社社員中心 | 派遣・協力会社含む |
リアルタイム性 | 低い(月末集計) | 高い(今、誰がいるか) |
作業別管理 | なし | あり |
スキル管理 | なし | あり |
多拠点対応 | 会社単位 | 拠点単位で詳細管理 |
勤怠管理システムだけでは足りない理由

理由①:派遣・協力会社が管理できない
勤怠管理システムは、自社社員が対象。
派遣や協力会社のスタッフは、管理対象外のことが多い。
物流倉庫では、派遣・協力会社の比率が高い。
これらを含めて管理するには、現場管理システムが必要です。
理由②:リアルタイム性がない
勤怠管理システムは、月末に集計して給与計算に使うもの。
「今、誰がいるか」をリアルタイムで把握する設計ではありません。
現場管理には、リアルタイム性が必要です。
理由③:作業単位の管理ができない
勤怠管理システムは、「何時間働いたか」は分かりますが、「何をしたか」は分かりません。
現場改善のためには、作業単位での管理が必要です。
理由④:シフト管理との連携が弱い
勤怠管理システムと、シフト管理は別システムのことが多い。
連携が弱いと、シフトと実績の比較が難しい。
現場管理システムなら、シフトと実績を一元管理できます。
どちらを選ぶべきか

勤怠管理システムが向いているケース
給与計算の効率化が主目的
自社社員が中心
リアルタイムの把握は不要
現場管理システムが向いているケース
現場の見える化・改善が主目的
派遣・協力会社が多い
リアルタイムで「今、誰がいるか」を把握したい
作業実績や生産性を管理したい
両方使うケースも
勤怠管理システムと現場管理システム、両方を使うケースもあります。
現場管理システムで記録したデータを、勤怠管理システムに連携する。
それぞれの得意分野を活かす使い方です。
まとめ:目的に合ったシステムを選ぶ
勤怠管理システムと現場管理システム、似ているようで目的が違います。
給与計算なら、勤怠管理システム。
現場の見える化・改善なら、現場管理システム。
目的に合ったシステムを選びましょう。
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