サイバーセキュリティ📖 1分で読了

kintoneの料金体系を解説|費用の全体像ライセンス費用・オプション・規模別シミュレーションまで徹底解説

kintoneの料金体系を解説|費用の全体像

kintoneの料金プラン(ライト・スタンダード・ワイド)の違いと費用、オプション料金、規模別の年間費用シミュレーションを解説。2024年11月改定後の最新情報で導入検討をサポートします。

💡 今すぐ相談したい方へ|30分の無料相談で現状整理をお手伝いします

相談してみる

kintoneの料金体系を解説|ライセンス費用と追加コストの全体像

kintoneの導入を検討する際、多くの企業担当者が直面するのが「結局、総額でいくらかかるのか」という疑問です。本記事では、kintoneの料金プラン(ライト・スタンダード・ワイド)の違いから、見落としがちなオプション費用、そして企業規模別の年間費用シミュレーションまでを解説します。2024年11月に実施された料金改定の内容も踏まえ、自社に最適なプラン選定と予算策定にお役立てください。

kintoneの基本料金プランは3種類

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するノーコード・ローコードの業務改善プラットフォームです。料金体系は「ユーザー数×月額単価」というシンプルな構造ですが、選ぶプランによって利用できる機能が大きく異なります。

現在、kintoneには「ライトコース」「スタンダードコース」「ワイドコース」の3つのプランが用意されています。いずれも初期費用は無料で、1か月単位から契約が可能です。

ライトコースは1ユーザーあたり月額1,000円(税抜)で、最も低価格なプランです。アプリ数は200個まで、スペース数は100個までという制限がありますが、シンプルな業務管理であれば十分に対応できます。ただし、外部サービスとの連携やAPI利用ができないため、Excelをkintoneに置き換える程度の運用にとどまりやすい点は理解しておく必要があります。

スタンダードコースは1ユーザーあたり月額1,800円(税抜)で、kintoneの機能をフルに活用したい企業に最も選ばれているプランです。APIやJavaScript、プラグインによるカスタマイズが可能で、外部サービスとの連携も自由に行えます。アプリ数は1,000個まで、スペース数は500個まで利用でき、中小企業から中堅企業まで幅広い規模の企業に対応します。

ワイドコースは1ユーザーあたり月額3,000円(税抜)で、大規模組織向けの最上位プランです。最小契約ユーザー数が1,000名からとなっており、アプリ数3,000個、スペース数1,000個まで利用可能です。1アプリあたりのAPIリクエスト数も1日10万件と、スタンダードコースの10倍の処理能力を持ちます。

2024年11月の料金改定で何が変わったか

2024年11月、kintoneは料金体系の改定を実施しました。この改定で最も影響が大きかったのは、最小契約ユーザー数の変更です。従来は5ユーザーから契約できましたが、改定後はライトコース・スタンダードコースともに10ユーザーからの契約が必要になりました。

この変更により、少人数での試験導入から始めたいと考えていた企業にとっては、初期投資額が実質的に引き上げられた形になります。例えばスタンダードコースの場合、最低でも月額18,000円(税抜)からのスタートとなります。

サイボウズ社によれば、この料金改定の背景には「運用や開発をはじめとした運営全体への投資を拡大し、より良いサービスを提供する」という方針があるとのことです。チーム単位での本格運用を前提とした仕組みへとシフトしたとも言えるでしょう。

一方で、既存ユーザーへの配慮として、改定前から契約していたユーザーについては一定の猶予期間が設けられています。新規導入を検討している企業は、現行の料金体系を前提に予算を組む必要があります。

見落としがちなオプション費用の内訳

kintoneの費用を見積もる際、基本プランの料金だけでなくオプション費用も把握しておくことが重要です。業務要件によっては、これらのオプションが必須となるケースも少なくありません。

ゲストユーザーは、取引先や協力会社など社外の関係者をkintoneに招待するためのオプションです。ゲストユーザーは「ゲストスペース」と呼ばれる限定されたエリアにのみアクセスでき、社内の機密情報とは切り分けて安全に情報共有ができます。料金はライトコースで月額700円/1ユーザー、スタンダードコース・ワイドコースで月額1,440円/1ユーザーです。

セキュアアクセスは、クライアント証明書をインストールした端末からのみアクセスを許可するオプションです。テレワーク環境でkintoneを利用する場合、社外からのアクセスを安全に行うために有効です。料金は月額250円/1ユーザーで、本体のユーザー数と揃える必要はなく、リモートアクセスが必要な人数分だけ契約できます。

メール共有オプションは、メールとkintoneのアプリを連携させる機能です。問い合わせ管理などでメールをkintone上で一元管理したい場合に活用されます。料金は月額5,000円/5,000件で、スタンダードコース・ワイドコースのみ利用可能です。

ディスク増設は、標準で提供される「ユーザー数×5GB」の容量では不足する場合に追加するオプションです。料金は月額1,000円/10GB単位で、ドメイン全体に適用されます。

これらのオプションは必要に応じて後から追加することもできますが、当初の予算策定時には利用可能性を考慮しておくことをお勧めします。

企業規模別の年間費用シミュレーション

ここまで読んで
「うちも同じだ」と思った方へ

課題は企業ごとに異なります。30分の無料相談で、
御社のボトルネックを一緒に整理しませんか?

無料で相談してみる

営業電話なし オンライン対応可 相談だけでもOK

kintoneの導入費用は、ユーザー数とプラン、オプションの組み合わせによって大きく変動します。ここでは、中小企業の導入検討に役立つよう、規模別の年間費用をシミュレーションしてみましょう。

まず、30名規模の小規模チームでスタンダードコースを利用する場合を考えます。基本料金は月額54,000円(1,800円×30名)、年間で648,000円となります。これに外部連携用のゲストユーザー5名分(月額7,200円)とセキュアアクセス10名分(月額2,500円)を追加すると、月額63,700円、年間で764,400円程度になります。

次に、100名規模の中堅企業でスタンダードコースを利用する場合です。基本料金は月額180,000円、年間で2,160,000円となります。ゲストユーザー20名分(月額28,800円)、セキュアアクセス30名分(月額7,500円)、ディスク増設50GB(月額5,000円)を追加すると、月額221,300円、年間で約2,655,600円となります。

50名規模でライトコースを選択した場合は、基本料金が月額50,000円(1,000円×50名)、年間で600,000円です。ただしライトコースはAPIや外部連携が使えないため、業務効率化の幅は限定されます。コストを抑えたい場合でも、将来的な拡張性を考慮してスタンダードコースを選ぶ企業が多いのが実情です。

なお、学校法人や公共団体向けには「アカデミック/ガバメントライセンス」、NPO法人向けには「チーム応援ライセンス」といった特別価格のプランも用意されています。該当する組織は、これらの制度を活用することでコストを抑えられる可能性があります。

プラン選定で失敗しないためのポイント

kintoneのプラン選定で後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

第一に、現在だけでなく将来の活用範囲を見据えることです。「まずはライトコースで試して、必要になったらアップグレードしよう」という考え方は一見合理的に見えますが、ライトコースではAPI連携やプラグインが使えないため、kintoneの真価を発揮しにくい面があります。結果として「定着しない」「効果が実感できない」という事態に陥るリスクがあります。

第二に、必要なユーザー数を適切に見積もることです。kintoneはユーザー数に応じた課金体制のため、全社員に展開すると相応のコストがかかります。一方で、関連サービスの中にはkintoneライセンスを持たないユーザーでもデータの閲覧や追加ができるものもあります。フォームサービスなどを併用することで、kintoneのライセンス数を抑えながら効果的に活用する方法も検討に値します。

第三に、定期的なライセンス棚卸しを行うことです。プロジェクト単位でユーザーを追加したまま放置しているケースは珍しくありません。四半期ごと、あるいは年度ごとに利用状況を確認し、不要なライセンスを整理することでコストの最適化が図れます。

御社がkintone導入で今すぐ取り組むべきこと

kintoneの料金体系を理解した上で、自社への導入を具体的に検討するには、以下のステップを踏むことをお勧めします。

まず、現状の業務課題を棚卸しすることから始めましょう。どの業務をkintoneで効率化したいのか、どの部門が利用するのか、外部との情報共有は必要かといった点を整理します。これにより、必要なプランとオプションの組み合わせが見えてきます。

次に、30日間の無料お試しを活用して実際の使用感を確かめます。お試し期間中はスタンダードコースの機能をユーザー数無制限で利用でき、登録したデータや設定はそのまま本運用に引き継ぐことができます。

続いて、ROI(投資対効果)を試算します。サイボウズ社の公式サイトにはROIシミュレーターが用意されており、転記作業や探しもの、情報共有のための時間がどの程度削減できるかを数値で確認できます。この試算結果は、社内稟議や経営層への説明資料としても活用できます。

さらに、自社だけでの導入に不安がある場合は、サイボウズオフィシャルパートナーへの相談を検討します。パートナー企業は、お試しから契約、運用相談まで一貫してサポートしてくれるため、導入のハードルを下げることができます。

最後に、段階的な展開計画を立てます。いきなり全社展開するのではなく、特定部門や特定業務から始めて成功体験を積み重ねることで、社内への浸透がスムーズに進みます。

まとめ

kintoneの料金体系は、ライトコース(月額1,000円/ユーザー)、スタンダードコース(月額1,800円/ユーザー)、ワイドコース(月額3,000円/ユーザー)の3プランが基本です。2024年11月の料金改定により最小契約ユーザー数が10名に引き上げられ、スタンダードコースの場合は月額18,000円からのスタートとなります。ゲストユーザーやセキュアアクセスなどのオプション費用も考慮した上で、自社の規模と業務要件に合ったプランを選定することが重要です。

GXOでは、180社以上の支援実績をもとに、kintoneの導入から活用までを伴走支援しています。Excel業務の脱却やノーコード開発による業務改善をお考えの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

「やりたいこと」はあるのに、
進め方がわからない?

DX・AI導入でつまずくポイントは企業ごとに異なります。
30分の無料相談で、御社の現状を整理し、最適な進め方を一緒に考えます。

無料で相談してみる

営業電話なし オンライン対応可 相談だけでもOK